詩

 を       

 灯      

 す      




Kosuke Urasaki

Candle Night



2021/6/23 (水)  OPEN 18:30・START 19:00

キャンドルをひとつご準備ください

ライブの時間に灯す 自分のためのキャンドルを

手元にご準備ください

(キャンドルホルダーも忘れずに)

詩をお寄せください

(募集は終了しました)


会場となる art space tetra にて
ライブのはじまりに朗読される詩を募集します

Kosuke Urasakiの演奏を聴きながら
「詩を灯す」
貴方の一編をお寄せください



当日朗読されなかった作品も
配信アーカイブとあわせて公開する予定です

訪れるたびに詩が灯りますように



詳細を確認する

 
  2000年代の初めに始まった夏至・冬至の夜のキャンドルナイトは、一般にスローライフ・ムーブメントの一環として行われています。省エネ、サスティナブル、からのエシカル等々、ひとつの地球上で暮らす私たちにとって重要な価値観であることに疑いはありません。しかし、そういった大きな自然・環境・社会問題に対する活動・概念を思い描くとき、地に足をつけたひとつの命である「私」は急にその立ち位置を見失い、渦中のものとしての存在は疑わしく感じられ始めます。 
  一方「火」はしばしば命あるものが生きている状態を例えるものとして、あらゆるところに登場します。エネルギーを燃焼して燃える様が、生物が食べて生きることに似ている、とも、風が吹けば消え去る様子が、命尽きるときのはかなさに似ている、とも言われます。人が命の本質に思いを寄せる時、火はちょうどそれを映す鏡として立ち現れているかのようです。 
 
  Kosuke Urasakiの演奏は、温かな炎をわかちあう人々や、その夜を彷彿とさせます。一本のギターから生まれる音は、まるで詩を聴いているかのような柔らかさと切実さを紡ぎながら、静かにその場を揺らします。 
 
  ところで「詩」は「思いの進むまま、または思いの留まるまま、言葉にあらわす」というような意味の語源を持ちます。音が言葉を超えて誰かの思いに触れる時、それはみんな「詩」とよばれるのかもしれません。Kosuke Urasakiの演奏会を行うにあたり、広く一般から詩を募集し、当日、一編のみ、開会の詩として朗読を行います。 
 
  2021年6月23日(水) は、夏至の二日後、そして福岡県の緊急事態宣言が明ける予定日の二日後でもあります。世界中でキャンドルが灯ったであろう様子を想像しながら、自身のための燈を一つ灯し、Kosuke Urasakiの演奏の中で各々がそれぞれの詩を聴く、そんな会を作る試みを行います。 



                                                                                                                    「詩を灯す」企画:codama

Kosuke Urasaki (浦崎 宏介)

  

14歳でGLAYに憧れギターを始める。20代を音楽修行の期間と定めギター、ウクレレ講師を勤めながら研鑽に励む。日本全国のミュージシャンを訪ね、ジャズギター、音楽理論、音楽に対する心構えなど10名ほどの先達に師事。30歳を前にギターを担いで世界一周・日本縦断の旅に。フィリピン、カンボジア、インド、エジプト、スペイン、フランス、アメリカ、宮城、福島、茨城、東京、名古屋、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、高知、徳島、宮崎、鹿児島をおよそ1年かけて周った後、自身の新たな音楽活動を開始、現在に至る。 

福岡出身、在住。1985年生まれ。